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学資保険の満期の選び方をご紹介!17歳満期と18歳満期どちらを選ぶべき?

      2017/10/17

結婚詐欺、不動産詐欺、オレオレ詐欺…数多くの詐欺行為があるなか、古典的とも言われるものが保険金詐欺。

なんだか、嫌な文章だなあ~と思う方もいらっしゃるでしょう。生まれたばかりの子供を目の前に、詐欺話をするわけではありません。が、保険とはどうしても犯罪と切っても切れない縁がある金融商品です。

その多くは「死亡保険金」であって「満期保険金」ではありません。

死亡保険金とは、文字通り被保険者(保険の対象となる方)が死亡した時に、本人の口座に振り込まれるもの。もう一つは高度障害保険金と呼ばれますが、

  • 両目を失明した
  • 両手を失った、機能を失った
  • 両足を失った、機能を失った
  • 寝たきりになって、反応がない

といった、非常に重い症状の場合に「もう死亡と同じですよ」(保険医学上)と判断されて保険金を受け取るケースがあります。

ですが、満期保険金は満期、つまり「貯蓄」する商品にしかない、生命保険では数少ない商品にしか当てはまりません。

詳しく言えば、養老保険と年金保険、学資保険の3つしかなく、保険会社自身もそれほど積極的に売りたいものではないのです。

保険に契約して、自分で満期保険金を受け取る。これは、保険商品としては積み立て商品でもありますが、保険期間内で死亡した場合は、満期保険金と同額の死亡保険金を受け取る。つまり、考え方を代えれば、死亡保険金がタダで付いている積み立て商品でもあるので、昔から人気があるもの、と言えます。

学資保険で重要なのは「満期」

学資保険を検討する際は、満期がいつになるのか。これが重要です。

養老保険なら、10年・50歳…などと保険会社の都合に合わせて商品を購入します。年金保険なら、60歳まで支払って、その後10年間に分けて、貯蓄した元本を均等割りで受け取る、といった具合です。

では、学資保険はどうなのでしょうか?その満期は独特な考え方に基づいています。

17歳の誕生日に満期保険金が受け取れるのではない!

ほとんどの加入者が良く分かっていないのが「満期の日」。これは保険会社によって、微妙に変わります。

日本生命やソニー生命の場合ですが…

17歳満期の場合、お子さんが17歳の誕生日「ではなく」、17歳になった年の契約応当日が満期日です。

契約応当日?

では、例を見てみましょう。

お子さんの誕生日が2月2日の場合で、保険を契約した日が3月10日だったとします。この際の年齢は考慮しないで結構です。

お子さんが17歳になった年の2月2日、満期保険金がまだもらえません。

口座に振り込まれるのは、17歳になった年の2月10日。

ただ、注意したいのは、これが「月払いであることが条件」です。

年払いの場合は、17歳になった年の3月10日です。

半年払いの場合は、17歳になった年の3月10日と9月10日です。

満期日になったら、自動的に満期保険金が振り込まれる??

次は、満期保険金についてです。

大学入試がAOの場合は、高校3年の12月には進学が決まり、入学金を支払わなければなりません。この際に、初年度の授業料や入学金、設備費用などの合計を100万円近く一括で支払うか、前期後期で2分割で支払うのかは、親御さんの懐具合で決まります。

一般入試で入学するなら、2月あたりで銀行口座に振り込まなければなりません。

これに間に合うように学資保険の満期日を持ってくる…これは、念を入れて満期日設定が必要です。それともう一つ、満期のお知らせは来るのでしょうか?

実は、保険会社は「満期日です、保険金を口座に振り込みます」というアナウンスをしてくれません!!なぜか?満期保険金は、据え置きという制度があり、契約者が何もしなければそのまま保険会社の口座に置かれてしまいます。

もちろん、何か金利は付く可能性はありますが、顧客が自分で手続きをしなければ、もらえるものももらえません!!

ここで注意しましょう。18歳満期にするか、それとも17歳満期にするか。もし、契約応当日のことをよく理解できない方は、17歳にしておきましょう。1年前倒しで満期になる、ということは1年間早く満期になる反面、月々の保険料は1年分高くなります。

17歳か、18歳か。一番楽なのは一時払いできるケース

生命保険に加入されている方はよくお分かりと思いますが、保険料が一番安いのは一時払いです。仮に、500万円の現金があった場合、500万円の学資保険を「買います」。その場合、530万円で満期になる…とわかっていれば、加入したいですよね!

国債を購入する方なら「利付国債」がこれ。100万円で購入して、5年後105万円になると分かっている場合は、誰もが購入したいと思うもの。ですが、国債も利息から税金が取られます。その点、学資保険は税金は「まず」かかりません。

なぜ「まず」と書いたか?ここには理由があります。

500万円の元手(保険料)で、530万円の満期保険金を受け取った場合、差額は30万円です。これが50万円以上の場合は、所得税がかかってきます。つまり、控除額が50万円なのです。

500万円の元手で551万円の学資保険満期金…これはあり得ません。ただ、ソニー生命の学資保険の受け入れ金額のMaxは2,000万円。もっとも、2,000万円を預ける、というお客さんには、「別の保険商品」をご案内する可能性が高いかもしれませんが…

少々脱線しましたが、17歳満期と18歳満期、くれぐれも満期日だけには気を付けて、加入しましょう。迷っているなら17歳の方が安全ですよ。

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