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シングルマザーにおすすめな人気の小額短期保険(ミニ保険)とは?

      2017/10/17

保険会社は何千人から何万人もの社員を雇用し、日々保険を営業することで成り立ちます。その規模は生保ならば資本金10億円以上との約束があります。

日本最大の生保は、大阪府に本社のある、日本生命相互会社ですが、資本金は1兆2,500億円。年間の売上は7.2兆円に及ぶ巨大企業であり、従業員は7万人。

日本生命は国内のあらゆる企業の保険契約を締結していますが、やはり「退職金」のための保険商品が大きなウエイトを占めています。個人では加入していなくても、実は会社で入っている保険が日本生命だった…という事実は意外に知られていないでしょう。

日本生命の1万分の1の規模、少額短期保険会社

少額短期保険とは、2006年の法律改正で生まれた新しい保険業態です。テレビCMもなければ、ネット広告すら見かけないので、ほとんどの方にはなじみのない保険会社ですが、2016年現在80社から90社が存在しています。

少額短期の意味は「保障内容が少額」、つまり保険金額が少ないこと、保障期間が短期間であること、つまり「定期保険しか販売していない」こと、資本金1,000万円で創業できること、などの会社です。

実際には、生損保大手が子会社として少額短期保険会社を開業し、どの程度の保険マーケットがあるのかを探っているのが実態です。

ところが、中には小規短期保険株式会社から、損害保険会社へと大きくジャンプした会社もあります。ペット保険で有名なアニコム損害保険は、アニコム共済 → アニコム少額短期保険 → アニコム損害保険として東証一部上場を果たしています。

もちろん、中には開店休業状態の少額短期保険会社もあり、その中身はまだまだ不透明でしょう。

少額短期保険の条件とは?

少額短期保険の条件の主なものは次の通りです。

  1. 生命保険は、1年定期
  2. 死亡保険金の上限は300万円(生命保険の場合は5億円)
  3. 医療保険の給付金上限は80万円
  4. 損害保険は、2年定期、保険金上限は1,000万円

ABC少額短期保険株式会社の例

少額短期保険は通称ミニ保険と言われます。医療保険の場合は特にシングルマザーに需要があり、資金的に苦しくても保険を持ちたい方にピッタリな商品を販売しています。この条件で医療保険商品を開発した「ABC少額短期保険株式会社」の医療保険は、次の通りです。

「ずっと節約 ABCおかあさん保険」

  • 入院保険金……5,000円/日 1日目から30日目まで
  • 手術給付金……50,000円/回
  • 死亡保険金……50万円

20歳保険料 1,470円/月( Web割引 1,370円)

30歳保険料 1,850円/月( Web割引 1,750円)

40歳保険料 1,670円/月( Web割引 1,570円)

この保険料から見れば、どの年齢で加入しても、アフラックの半分以下で済みます。が、1入院30日まで(ひと月)、全ての病気で日額5,000円という給付金の縛りがあり、一生持っているべき医療保険ではなく、あくまでも緊急避難的な医療保険、といえるのです。

ただ、30歳の女性で見れば、日額60円のコストでこれだけの保障が得られます。決して商品力がない、とは言えません。仮に、こくみん共済やアフラックに加入できない資金的状況に陥ったとしても、一日60円程度なら負担できる。それが、シングルマザーの方におすすめできる少額短期保険の強みなのです。

少額短期保険の医療保険は、メリットがあるか?

医療保険は入院や手術の時にしか使い道がありません。ですから、日ごろ健康な方には「不要」と考えるケースがあります。また、著名なファイナンシャルプランナーや家計アドバイザーの中には、日額5,000円の保険が30日、手術給付金が50,000円という医療保険など、加入する意味はない、と大見得を切る方がいらっしゃいます。

ですが、少額短期医療保険にはメリットがない、と言えるでしょうか?

保険は費用対効果が重要です。仮に、ひとつき6万円から7万円程度のパートをしている主婦の場合、仮に2か月入院してしまったら、この少額短期保険から30万円が振り込まれます。

一日5,000円の入院給付金が60日なら、2か月の保険料はわずか4,000円弱。そして医療保険からの給付金が振り込まれますから、手元には現金が残ります。これこそ、生活の補填になるのではないでしょうか。

30万円ほどの金額なら、貯金しているから保険に加入するほどでもない!そういう方は確かに多いでしょう。でも、シングルマザーや、自営業でお店を始めたばかり、という方は目いっぱいの資金を仕事に注入したり、仕事のための洋服やお化粧代に費やすものです。ですから、こういう方には、少額短期保険は役立ちます。

少額短期保険は、ベンチャー。様々な商品が開発されている

主なものを抽出してみましょう。

  • ワンルームマンションの家財保険、あるいは賠償責任保険
  • 葬儀費用保険
  • 登山保険
  • 糖尿病保険
  • 医療+ケガ+歯周病保険
  • テナント保険(ビルのテナントが、家主への損害補填をする場合)
  • 自転車保険
  • お天気保険(結婚式場、ゴルフ場など向き)
  • 痴漢冤罪・被害者などの弁護士費用付き、賠償責任保険(男女とも)
  • リフォーム保険(業者の急な倒産でも、費用負担される場合の保障)
  • 家賃保険(孤独死、自殺などで、物件損害を受けた場合の家主への保険)
  • ハーレーダビッドソン社車両保険(高額バイク、ハーレーダビッドソン車限定)

このように「こんな保険があれば…」と考える方には、ぜひとも探してみてください。なかなかいい商品が見つかるかもしれません。掛け金はいずれも少額で済みますし、目的がはっきりしていますので、シングルマザーの方も加入しやすいでしょう。

また、ネット加入が基本というところが多いのも魅力です。ただ、保険会社設立後、数年経っていた方が安心でしょう。株式会社が運営している場合は、株主がどのようなところかもチェック。

大きな銀行や、有力な企業が株主の場合は安心ですが、できればIR情報(会社の財務情報)をネットで公開しているところに加入しましょう。

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