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生命保険のセカンドオピニオンサービスとは?

      2017/10/17

2015年に54歳で亡くなった、女優 川島なお美さん。今なおその死因に多くの疑問が寄せられているのはなぜでしょうか?

直接の原因は胆管がん。がんの中でも、胆管がんはガン患者全体の死亡数では4~6%。男性女性とも11,300例が2013年の調査で明らかになっています。

胆管がんの胆管とは、肝臓から十二指腸までの管をいい、胆汁というタンパク質や脂肪を分解する液体を運びます。この管が故障してしまうと、十二指腸での消化活動がままならなくなり、どんどんと胃が荒れていくことにつながります。

ところで、彼女が生前がんの名医と呼ばれる医師に次々と面会し、納得できる診断を行う医師に出会えるまで、時間をかけていた…ということが知られてきました。

こうした行為をセカンドオピニオン、と言いますが、通常は担当となった医師の診療方針に納得できなければ、通院を止め、新たな医師に診断を仰ぐのがセカンドオピニオン、と思っている方が多いのではないでしょうか?

彼女は数人の医師に当たり、中でも著書でも有名な近藤誠医師のもとへも訪ねています。その具体的な様子は死後、明らかにされてきましたが、セカンドオピニオンは様々な医師が認めている事実が分かるでしょう。

胃がんでのセカンドオピニオン例とは

さて、生命保険会社からみた、セカンドオピニオンとはどういうものでしょうか?メットライフ生命、アクサダイレクト生命、オリックス生命などが積極的に行っている医療保険サービスの中に、セカンドオピニオン制度があります。

この仕組みは、ガンによる診断に納得がいかなかった場合、ほかの専門医に相談して診断の確認を得る、という作業が正しい認識です。

例えば、腹痛があり個人病院で診断したところ、胃がんの可能性を指摘された。腹腔鏡手術で腫瘍切除を試みたところ、一回では取り切れない腫瘍が新たに見つかり、胃の全摘を再度提案された、としましょう。

胃を取ってしまうからといって、流動食にしなければならないということはありません。が、人によっては腸に負担をかけやすくなるため、疲労感が半端なく襲い、体調を害するケースも出てきます。

果たして、全摘すべきなのか、それとも少々残しておくべきなのか…こうした診断は、患者にその判断を委ねられるのが多い例でしょう。医師は手術のメリットとデメリットを必ず患者に伝えるからです。

この場合、患者が少しでもがん手術の不安を解消できるためには、複数の医師に診断を仰ぐことでしょう。1人より、2人が全摘すべき、といえばそのほうが安心なのは言うまでもありませんから。

保険会社の行うセカンドオピニオンは、実は全て同じ会社のシステム

さて、生命保険会社のセカンドオピニオンサービス、よく見るとどの会社も似たような言葉を使用している、と思いませんか?

例えば「優秀専門臨床医」という制度。保険契約者が疾病を患い、主治医の診断に納得できなかった場合、より優秀と思われる医師を探さねばなりませんが、医療に素人な一般人ではそれは大変困難でしょう。

どうやっていい医師を探すのか?それには、主治医の診断書が必要となります。なぜなら、担当医が患者の容態を一番よく知っており、その情報を優秀専門臨床医に伝えるにも、患者から費用を貰って診断書を書き、それを先方に判断してもらうのがしきたりだからです。

この優秀専門臨床医は、どういう人たちなのでしょうか?

実は、優秀臨床専門医なる制度は、国にはありません。あくまでも症例が多く、実績を積んだ医師の団体が組織されており、その組織そのものにかかわっているのが「T-PEC」という医療情報会社です。24時間の医療相談を受け、企業への医療情報サービスを行うなどの、ソフトを提供しています。

ティーペックは、保険会社などの会員から会費を徴収し、優秀専門臨床医を紹介します。そのための電話でのやり取りも、当然ティーペックが行っています。つまり、保険会社は、セカンドオピニオンサービスを専門会社のティーペックに丸投げしているだけ、ともいえます。

その代わり、主治医の診断書代金や、セカンドオピニオンの診療代金は保険で適応。安心感を売り物にするサービスの一環、といえるのです。

セカンドオピニオンをすることで、主治医の機嫌を損ねることはないか?

よく聞かれるのが、主治医の顔色を窺う患者の心痛です。担当してくれる医師は、悪い人ではなさそうだけど、どうも薬が合わないようだ。かといって、3年も通っているこの病院から、別の病院の診断を受けるとなると、一からの診断で、またいくつかの検査受けなければならない。

だから、我慢しよう…と本末転倒な思いを抱く人がすくなくありません。

大丈夫です。医師はそのための教育を受けています。自分の患者がほかの医師のところにいくことになっても、それは仕事。セカンドオピニオンを経験している患者の声もよくブログに出ていますので、ぜひ参考にしてみましょう。

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