ガン保険って本当に必要?必要性を見極めるポイントはこれ!
2017/10/17
皆さんこんにちは。今回はガン保険の必要性についてお話ししたいと思います。世間ではよく「日本人の二人に一人がガンになる」と言われ、テレビコマーシャルなどでは頻繁にガン保険の宣伝がされていますよね。
そのような中で、ガン保険への加入を検討されている人はとても多いと思います。本記事ではそんな方たちに参考になるようなガン保険の必要性を見極めるポイントをご説明したいと思います。
ガン保険の必要性を見極めるポイント①ガンの恐さ
ガンという病気がどのような病気なのかは、テレビや本、インターネット上で様々な情報が出ていますので、改めてここではお話し致しません。ここではガンがなぜ恐ろしい病気とされているのか、お金の面から考えてみたいと思います。
もし自分がガンになったらと想像してみてください。ガンになったら自分の生活にはどのような影響があるのでしょうか。
ガンと診断確定された場合、ガン治療のために入院や通院をすることになります。これはガンの種類や程度にもよると思いますが、一般的にガン治療は、放射線や抗ガン剤治療を通院しながら受けて、手術をする段階になったら入院をするという流れで行われるそうです。
そして手術後は様子を見ながら、通院治療を受けていくということになります。
さて、このような闘病生活を送ることになった場合、まず問題になるのが仕事の事ではないでしょうか。症状が重い場合には休職をすることになるかもしれませんし、もしそれほど重篤でなくても治療のために今までのようには働けなくなる可能性が高いです。
サラリーマンの場合であれば、有給や傷病手当金を利用すればまったく無収入になることはありませんが、これらは期限がありますので、治療期間が長引く場合には収入が大幅に減ってしまう中で闘病していくことを覚悟せねばなりません。
加えて、ガン治療にはお金がかかります。ガン治療には健康保険が使えるものも多いので、通常の療養の給付や、高額療養費制度等を活用すれば費用を抑えることもできますが、効果の高い抗ガン剤等には健康保険が適用されない物もあり、患者の大きな負担になっている現状があるという話も聞きます。
ガンとの闘病中、かかる費用は治療費だけではありません。もしご家族がいらっしゃる方が患者である場合、当然ながらご家族の生活費や、お子さんの学費等、通常の生活を送っている時と同じようにお金がかかるわけです。
ガン保険の必要性を見極めるポイント②ガン保険の有効性
ガンと闘っていく時にお金の面で大きな助けになるのがガン保険です。主に以下のような保障があります。
- 入院給付金
- ガン治療のために入院した時にお金がもらえます。
- 手術給付金
- ガンの治療のために手術を受けた時に一時金がもらえます。
- 診断給付金
- ガンと診断された時に一時金がもらえます。
最近では、転移や再発時等、複数回もらえるようになっています。
- 通院給付金
- ガン治療のために通院した時にお金がもらえます。
- 抗ガン剤治療費特約
- 抗ガン剤治療を受けた月に一時金がもらえます。
- 先進医療特約
- ガン治療で先進医療を受けた時に、かかった医療費の実費がもらえます。
ガン保険に入っていればこれらのお金を受け取りながらガン治療を受けることができますので、自己資金からの持ち出しは最小限に抑えられます。
特に、診断給付金はガン診断確定時に100万円や200万円といった比較的大きな金額を一時金として受け取ることができるので、これから闘病生活に入っていくという人にはかなり大きな助けになるでしょう。
ガン保険の必要性を見極めるポイント③どんな人が加入すべきか
それはずばり「ガンが心配な人」だと私は考えます。私が保険の相談を受けていても、なぜか「自分は高い確率でガンになる」という方がいらっしゃいます。
そのように言われるのはご家族にガン罹患者が多いという理由からということが殆どですが、そのように自分でガンにかかるリスクが高いと思う方は、加入していざという時に備えることは必要でしょう。
このように書くと当たり前の話だろうと思われる方もいらっしゃると思いますので、もう少し踏み込んだ話をしたいと思います。
「ガンが心配な方」の中でも、特にガン保険に入った方が良いのではと思う方がいます。それはご家族の生活を支える立場にいる人です。
前述のとおり、ガンは生活や仕事の状況を一変させてしまう病気です。ガンになった時でも、家族の生活を守らなければならない人は、ガン保険に加入してお金の面だけでも生活に与える影響を最小限にするということが必要なのではないかと思います。
どのような保険プランに加入するのが良いかは、ファイナンシャルプランナー等が無料の保険相談サービスを行っていますので、是非利用してより良い保険プランを組み立ててみて下さい。